1950-10-04 第8回国会 参議院 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 閉会後第2号
それからもう一つは何と言つても農民、漁民の所得に一番勤労的分子が強い。だからそれをやるにしても農民、漁民からの状況がよくなつてから理論上は私は商工業者にやつてもよいのじやないかという意見だろうと思います。そういう考えだろうと思います。
それからもう一つは何と言つても農民、漁民の所得に一番勤労的分子が強い。だからそれをやるにしても農民、漁民からの状況がよくなつてから理論上は私は商工業者にやつてもよいのじやないかという意見だろうと思います。そういう考えだろうと思います。
どつちかと言うと、農民が一番勤労的分子が強いという意味において先にやるのはよいと思いますが、いつかは揃えて然るべき問題じやないかと思います。
農民なりあるいは中小の商工業者の立場から考えますと、零細な事業者であるという意味におきましては、その所得は相当勤労的分子が多いということは、本委員会におましてもたびたび議論になりました通りでありまして、シヤウプ博士はそういう点をまじめに取入れられまして、ほんとうにバランスのとれた税制ということを考えますならば、やはり勤労所得にもしも二割五分の控除を認めるならば、少額事業所得につきましても一割五分ぐらいの